終わりが来ることを意識している

なんとなくいつまでも今の生活を続けられるような幻想を僕らは持ってしまいがち

 

特に20代30代とか、若い頃は

 

少しずつ確実に人間の体は老いていく

60歳までに男の7%は死ぬらしい

老後を迎えられるのは幸運な人だけ

 

突然死ぬこともある

今日事故死した人は、今日も明日も変わらない日が来ると信じていたのかもしれない

 

突然戦争が始まって、訳がわからないまま死ぬこともある

 

死ぬまでいかなくとも、体が動かなくなること、目や耳が機能しなくなること、味や匂いがわからなくなること、そんな部分的な滅びはいつか必ず来る

 

終わりが来ることを意識しないと、今やるべきことに集中できない

 

自分は本当に人生を享受できているか

死んだ後に残るような仕事をできているか

誰かに良い影響を与えられているか

 

不安定な世の中で、最近そんなことをよく考えてしまう

僕は今日死んだら後悔しかない

だから生き急いでしまっている

 

少なくとも、今は一つでも後世に残る仕事をしたい

 

僕は研究職なので、インパクトが低くとも何か特許を書いて公開していきたい。その特許に実用性がなくても、20年後の誰かが参考にしてくれればいい。自分の名前も残る。

そして製品を社外に向けて沢山PRしたい。

あと、後輩たちの育成も。

 

あとは結婚とか子どもとか、家族を作ることかな。

自分が突然死んでも家族は幸せに生きていけるように、やれることはやっていく。日本はその辺手厚いから心配しなくていいかもだけど。

 

ちな、今はめっちゃ健康です。

今はね。

 

おしまい