レーシックとICLのデメリット

ICLやりました。

流行ってますけどICLにデメリットはあります。

レーシックもデメリットあります。

 

あまり知られていないデメリットを書いていきます。

飽くまでも患者が調べた範囲なので、自分で調べる際の参考にとどめてください。

 

まずはレーシック

1.緑内障治療の高難度化

緑内障という日本人失明理由1位の病気には、眼圧という数値の管理が非常に大切。レーシックをやると、眼の眼圧という数値を測るのが難しくなる(真の値よりかなり低く測定されてしまう)。

 

2.白内障治療の高難度化

白内障は80歳発症率ほぼ100%の病気。治療は手術で水晶体をとって人工レンズを入れる。レーシックをやると、人工レンズの度数選定が難しくなる。

 

3.ドライアイ必発

レーシックはドライアイが必発します。は自覚しない範囲のドライアイにおさまる人だけがレーシックの適応ですが、老後ととも自然と涙の分泌は減るので、将来どの程度気になるかは不明。

 

 

次にICL

1.白内障の早期化

ICLは水晶体のとなりに人工レンズを入れるため、白内障早期発症のリスクがあると言われている。白内障手術は近年目覚ましい発展を遂げているため、手術時期を遅らせるほど老後のQOLは高まりますので、若いうちに手術が必要となるのは大きなデメリット

※本当に早期化するかはいまだ議論されているところ。

 

2.角膜内皮細胞減少

ICLの手術時には角膜内皮細胞という一生再生しない細胞が減る。多少減っても問題ない人だけが適応になることとなっていますが、判断基準は医師によって異なりますし、どのくらい減るかも個人差が大きい。

 

3.ハローが必発

レーシックはハローグレア(光の見え方がおかしくなる)に全く気付かない程度で納まるひともいるが、ICLでハローに気づかない人はまずいない。ICLレンズの中心には小さな穴が開いており、光がそこに反射するため。

 

 

他にも色々ありますけど、その辺は調べたら出てくるか、あまりにも確率が低いので気にしても仕方がないかのどっちかだと思います。

 

ちなみに最近ICLが流行っているのは、レーシックに勝っているとかそういうことではないと思う。単にICLのほうが固定費がかからなくて開業医として始めやすいだけ。

 

おしまい