かつて彼らは、国のためでも家族のためでもなく、仲間を守るために戦っていた

僕が学生だった頃、表向きの就職活動開始時期は6月1日からだった。

当事者なら皆知っていることだが、実際には3月や4月頃から面接が始まり、6月1日には大手企業では採用活動が終盤を迎える。

しかし、研究室の教授の中には表向きの6月1日より前に就職活動をする学生を許さないタイプがいる。もっとひどいのだと、卒業してから職を探せとか言う輩もいる。

 

即刻教職を辞するべき。

 

学生の選択肢を増やしてあげることが教育者の使命なのに、上記のような行為はむしろ学生の将来の選択肢を狭めている。それも極めて利己的な理由で。

 

そういうことやっていると、もちろん学生も反撃に出てくる。

「アイツは俺の将来の選択肢を狭めようとした。だから俺がアイツの業績に貢献する義務は全くない」そう考える。

就活終了以降、これまでの研究結果をまとめようとはしないだろう。

 

職場では、メンバー同士助け合う環境が一番大切だ。「同僚が以前助けてくれた。だから俺も同僚が困っていたら助ける。」良い職場とはそういう人間関係がある場所。

「研究室の教員が自分が就職して稼げるように導いてくれた。だから俺も研究室の業績に貢献する。」そういう思いを学生が持てば、きっと論文だって出る。

 

と思うじゃん?クソ学生はそんな理屈は無視してクソムーブするから気を付けろ。

 

おしまい