他者から仕事を振られた時の受け止め方は人によって違う。
例えば、Aという仕事に取り組んでいたとする。
この状態で新たにBという仕事を上司から振られたとき、あなたはどうするか。
「AとBを同時並行で進めて締め切りに間に合うようにする」
これが一般的な答えだろう。
しかし、そうではない人もいる。
「Aの仕事はもうここで辞めてもいいんだな。Bを始めよう。」
このような解釈をする人がいる。新たに仕事を振られたら、前に振られた仕事は完成前でも終わっていいという考え方だ。
このような人に仕事を振る時は、注意が必要だ。
「Bの仕事を始めてください。Aの仕事も同時並行で進めてください。Bの締め切りは〇〇です。Aの仕事の締め切りは変わらず〇〇です。」
と伝える必要がある。
もう1例。
AとBの仕事に取り組んでいて、新たに上司にCという仕事を振られたとする。
しかし、明らかに業務過多で締め切りに間に合わないとき、あなたはどうするか。
「A,B,Cを全て締め切り内に完遂するのは約束できません。どれかの締め切りを伸ばすか、サポート要員をください。」
このように相談するのが一般的だ。
しかし、そうではない受け取り方をする人もいる。
「A,B,C全部を間に合わせるのは無理だな。Bはやる気が出ないから放置しよう。」
このように誰にも相談せず判断する人もいる。
このようなタイプの人に仕事を振る場合、こまめに進捗を確認することが必要だ。また相手がどんな仕事を抱えているかもチェックする必要がある。事前に業務過多が予測できるなら、A,B,Cの最新の締め切りをその段階で伝える。
色んな人がいて、支え合って、僕たちは幸せを作るんだね。
おしまい。