自分を表現できる方法を増やす

友達が弾き語りをしているシーンは、テクニックではプロの演奏者には遠く及ばずとも、僕たちにとってだけはとても価値があるものだった。

別にその道でトップにならなくても、自分をなんらかの方法で表現できれば、誰かの感情を動かすことが出来る。だから自分を表現できる方法を増やそう。

文章力が無くてもブログを書けばいい。いつもTwitterのTLに現れる人が書くブログは、中身が無くてもなんとなく楽しく読める。その人の考えに触れられること自体を楽しく思う。不特定多数の役に立たなくても、「〇〇の所感」とか適当なタイトルで感想文を書き殴ればいいのだ。

運動をしたり体作りをするのもいい。太っていた人間が絞れていくのは、周りの人を勇気づける。その過程で得た運動や食生活の知識を語ること自体も、自分を表現する行為となる。

歌ったり楽器を弾いたものをSNSにアップしたり、ネットラジオをするのもいい。

口や手から出せる音というのは生まれもっての個性。それを表現する手法を持つのも素晴らしい。

社会人の最初の3年間はガチった方がいいと言われる。これもサラリーマンとしての仕事を自己表現に落とし込むための手段。最初の3年間で仕事にゲーム性を見出せば、そのゲームをやる事そしてゲームについて熱く語ることで、自分を表現することが出来る。

音楽を聴く、本を読む、映画やYouTubeを観る、なんでもいいが、受け手として熱く語れるものを持つのも大切。

ただ一つ中止しないといけないことがあって、それは安易に金を稼ごうと思っちゃだめだということ。やりたいことを続けるためのお金だけ稼げばいい。だいたいのことはサラリーマンの収入でなんとかなる。ピュアであれ。

 

おしまいける