スーパーに関する所感

さいころ、母親がスーパーのチラシをよく眺めて、安い品物を探しているのが不思議だった。そんなことをする時間がもったいないし、とりあえず出かけてルーティン的に安い買い物すればいいのにと思っていた。別に計算してないけど、チラシを眺めて安いのを探すのより、買う品を変えたほうが節約効果は高いと思う(肉は鶏肉にする、米はバルクで買う、等)。

 

後々気づいたんだけど、実際には、チラシを眺める本当の目的は節約ではないんだと思う。本当の目的は狩猟本能を満たすところにあるんだと思う。

頻繁に配られるチラシを眺めるのは楽しい。日常的にスーパーに行っている人間だからこそ、どれが特に格安か見極められる。そんな能力の発揮場所でもある。情報を仕入れてから現地に赴く、という流れも狩猟感があって良い。

 

あと、旅行先でスーパーに行くのも楽しい。ローカルな食品とかが並んでいるのを見るのもレアな体験になる。個人的な趣味です。

コストコが日本で人気なのも同じような理由だろうな。普段見かけないレアな食品とか日用品がある。会員じゃないと中身が分からない。買ってる物より買いものしている過程が優れてるから皆行っちゃう。

 

沖縄のスーパーいきてぇ…あるいは北海道のセコマいきてぇ(スーパーじゃないけど

 

おしまい