大学受験の思い出

高2の頃は300人くらいいる学年の200何十番かの成績で、そのくせ京大の偏差値高い学科を志望と書いていた。当時の担任は、お前には無理だと言ってた。僕は、こいつは何を言ってるんだ、と不思議に思っていた。僕だけは僕のポテンシャルを知っていたので。しかし話が通じないのでコミュニケーションを諦めた。

 

仕方がないので、その日から放課後に残って勉強することにした。そしたら僕以外にも放課後に残って勉強してる奴がいた。まだ高2の夏なのに。そいつは成績優秀で、彼もまた京大志望だった。やはり結果を出す人間は裏で努力しているらしい。というわけで彼を勝手に師匠に認定した。半年後には成績逆転したけど。

 

やり始めたら割と集中力があるほうなので、3か月後には模試でA判定を取った。その後の担任との面談では手の平を返したコメントを頂いた。客観的な結果を出せば人を説得するのは簡単だ、ということをこの時学んだ。

とはいえ成績は右肩あがりに伸び続けたわけではなく、あるところで頭打ちになった。真の秀才は幼いころから努力しているので、もはや逆転不可能なのである。勉強だけでぶち抜くことは今後辞めようと思った。

 

その後高3になり、あとは特に語ることもなく合格して終わり。

 

どうでもいい話なんだけど、慶應出身の人が出世しやすいのって、よく考えると理にかなってるよね。慶應って聞くと、スゲェって思うもの。高校生の段階から、評価されやすい肩書を持つことの大切さを直感的に認識しているんだ。そりゃ社会に出てからも評価されるわ。早く社会から脱出したいね。

 

おしまい。